比較対象は他人ではなく、常に自分

他人の実力と比較するのではなく、常に過去の自分と比較しよう。

世の中には、とてつもなくうまい人がたくさんいます。その中で自分と実力を比較してもその差に落胆してしまうだけです。初めて降り立った勇者がいきなりラスボスに立ち向かったところで太刀打ちできませんもんね。物語を進めて少しずつ経験値をためてレベルアップをしたからこそラスボスを倒すことができるのです!まずは、目の前のスライムをひたすらやっつけましょう!

他の人と比較したとしても、今までどれだけ描き上げたか、いつ描き始めたのか、どのくらい絵に割ける時間があるのか、条件が全く違うわけだから、比較しようにも比較のしようがないのです!今現在絵がうまいと言われる人たちは数年前から描き続けている人が大半です。

過去との自分との勝負をする

比較する対象は必ず過去との自分にすることが一番です。自分の過去の絵のリメイクをすると違いがよく分かって上達の度合いを実感することができたりします。逆にほとんど変わらなければそれはそれで落ち込んでしまうこともありますが!

他の人の良いところをコピーしてしまおう!

他人と実力を比較するのではなくて、参考にすることはとても良いことだと思います。どんどん上手い人たちの絵をコピーしてしまいましょう。何事も初めのうちは、真似て、学ぶものだからです。ただし、物凄い上手い人の絵を見てもなかなか参考にすることができませんよ。うますぎて、何をやっているのかさっぱり分からない場合は自分の絵に落とし込むことができないからです。自分よりもちょっとうまいくらいの絵を見たほうが自分が理解をすることができて勉強しやすいです。

いくらうまくなっても上手くなった気にならない不思議

以前、お絵かきチャットで自分よりもとてもきれいに描く人がいて、その人に「とてもうまいですね!」と言ったところ、その方は「いや、下手ですよ」と返事が返ってきました。彼にとっては、まだまだこんなのは上手い部類ではないと思っているのでしょうが、自分にとっては、とてもうまいと感じる絵だったので「自分は下手以下か…」とショックを受けました。でも今となっては、分かる気がします。だって、いくらうまくなったとしても上がいるのですから、上手くなった気が全くしないのです。

でも、満足したらもう上達しないんだと思います。「まだまだ」と言えていることって上を常に向いている証拠なんだと思いますよ。