イラストレーターとしての頭部の知識

まずは基本的な人体の知識というのは、描いていても大事ですよね。そんな知識を簡単にまとめてみました。

イラストレーターとしての頭部の知識:目の位置は顔の中心

目の位置は基本的に顎から頭にかけての中心に位置します。さらに前後の中心に耳の穴があり、目の高さより少し下に位置することを覚えておくと良いと思います。

目と目の間はどの程度か?その目安として目と同じ長さ分あけるとよいでしょう。

イラストレーターとしての頭部の知識:胸鎖乳突筋は耳の後ろから

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は首を動かすと目立つ筋肉です。これは耳の後ろから胸の前の部分にかけてあります。

僧帽筋(そうぼうきん)は頭の後ろから肩と背中にかけて広がっています。前からも僧帽筋は見えていて、僧帽筋と胸鎖乳突筋と鎖骨の間にくぼみが見えます。

首のあたりは胸鎖乳突筋と僧帽筋がどのようになっているかを知っていくと描きやすいと思います。

イラストレーターとしての頭部の知識

横顔も描き慣れていないと難しいですね。アゴは唇より後ろにあります。唇より前に描くとしゃくれているようになってしまいます。はじめに鼻からアゴまで直線を描いて、それを目安に描いていくと良いです。

人体は基本的に曲線でできています。頭の重さはかなり重たいので、それを支えるために頚椎も曲線になっています。

眉の描き方は人それぞれだと思いますが、一つの目安として加えました。女性が実際に眉を描く時、どのように描いているかを参考にしました。

イラストレーターとしての頭部の知識:顔の凹凸

実際に凹凸を描くことは少ないと思いますが、どのようになっているかは頭に入れておくと色を塗るときに大変助かります。